キアゲハのお話。
去年の10月くらいだったかな、長男くんがばあちゃんと畑に遊びに行ったときに、お母さーん葉っぱに蝶々の幼虫いたー!
と、興奮気味に家に持ってきました。
↑これがその幼虫さん。(いきなりドーンと幼虫さんで、苦手な人がいたらごめんなさい、、。)
私もこんなに間近で大きい幼虫見るのは初めてで、ちょっと興奮しちゃいました。
図鑑で調べたら、キアゲハの幼虫でした。(3センチくらいあったかな)
子供がいると普段味わえないようなことが体験できることがありますよね。
虫関係もその一つです。
いつも虫とか容赦なしにつかんで持ってきたりするので、苦手な私は、いつも嫌な顔をしてしまいます。
が、虫大好きな長男君。(男の子だもん当たり前ですよね)
こんなに大きい幼虫さんなかなか見ることができないので、しばらくお家で飼うことにしました。
虫かごに入れておいて、何日かしたら畑に戻そうと思って部屋に置いときました。
毎日人参の葉っぱをあげて飼っていました。が、
ある日 いつものように見てみたら、どこにも幼虫さんがいないんです。
あれ!?と思ってあわてて中を見渡したら、
なんと、虫かごの上の方でさなぎになってたんです。(写真ありませんでした)
まさかさなぎになるとは思ってませんでしたが、
自然に返すこともできず、これから冬になるので、このまま飼うのがいいのかなーと思いました。
秋にさなぎになった幼虫は、越冬するんだそうです。
なのでこのまま何もしないで、冬を越してあげればいいことが分かりました。
なんだ良かったー!このまま暖かい部屋で過ごして春になったら蝶にかえるのが見れるかもしれない!
私も長男も(家族も)ワクワクして春を待つことになりました。(いつの間にか私も愛着がわいてました)
が、ある日(さなぎになって3週間くらいたってたかな)何気なく虫かごを見たら、
アゲハになってるではありませんか(/・ω・)/
私はびっくりして、蝶々になってるー!!と大声で叫びました。
↑その時に撮ったのがこれです。さなぎからかえったキアゲハ。
図鑑と一緒で(模様もなにもかも!)長男も私もマジで興奮しました!
さなぎになって3週間ほどで蝶になってしまったのですが、どうやら部屋の温度が高すぎたのが原因のようでした、、、。
さなぎさんは、暖かいのが春になったと勘違いして羽化してしまったのです、、。
もう少し蝶のことを知っておけば、こんなことにはならなかったと思いますが(また反省しました。寒いところに置いとくのがベストだったのです、、。)
もうかえってしまっては仕方がありません。
できるだけ長生きさせてあげようと決めました。(外にかえしても寒い冬では食べ物もないし、寒さで何もできないと思ったからです)
なのでそのまま虫かごで飼いました。
割りばしの先に砂糖水をつけて吸ってもらえるようにしました。(長男が砂糖水を一生懸命にあげました。でも本当に吸ってくれたかはわかりませんでした)
そこから3週間くらい生きてくれたかな。
ある日の朝、キアゲハさん力尽きてました、、、。
勘違いさせてしまい、虫かごの中で一生を終えてしまったキアゲハさん。
長男と、庭の土にかえしました。
長男にはとてもいい経験だったけれども、キアゲハさんにとっては自然で生きれなかったことに、とても複雑になりました。
次も同じようなことがあったときは、早めに自然に返してあげようと思いました。
でも、間近でこんなにも奇麗な蝶々を見れたことは本当にいい経験でした。